7月の中旬あたりから気温が33℃、34℃とあがり、今年も酷暑で最高気温は38℃と内部体温なみの暑さになっている。これでは、外を歩くもの危険なほどである。私はこの暑さで果樹園での作業後に熱中症になった。
35℃を超える気温はいつから始まったのか。
いつから調べるには、気象庁のデータを見るのがよくどうやら、2020年ごろから全国的に酷暑の気温になっているデータがあった。ところによっては2019年からであったが、どちらにせよ。ここ五年で気温がそのレベルになり、その気温上昇の速度が速く思う。今や、39℃、38℃と当たり前になっている。そして、今年は咲くことなく終わってしまった、植物があったり、冬を越してしまった昆虫が大量発生したりしている。
生態系の変化が気温上昇によって起きている。
日中の気温上昇によって、生き物の一部が昼の活動から夜に活動をし始めるようになったと聞く。始めに聞いたときに非常に賢く合理的な判断だと思った。彼らの活動は食べる・寝る・増殖することであるので、ヒトは会社に行ってたり、学校行ったりをして特定の時刻にその場所で活動を強いられている。動物たちは狩りをいつしてもいいし、どこで寝てもいい、しかし、食物連鎖があるので上層の生物の活動とその下の動物はそれを見て活動する必要が出てくる。この気温上昇は世界的なものであるので、太陽光や超高温の気温になれば、ほとんどの生き物が夕方からの活動になってもおかしくないだろう。
生物は1℃の違いでも敏感で、人間も。
平均気温は一昔前までと比べると随分暑くは確かになったが、その違いは1℃や2℃である。地球規模でみれば、些細なことである。しかし、我々人間はたった1℃の違いで熱中症になってします。地球がいかに安定的である。
人間は、自身は神様の如く地球に優しい、サステナブルにと謳うものがいるがそれは人類の延命のためである。そんなことを、SDGsと大衆に広めていった。SDGsは飢餓や貧困への対応として正しいがあくまでも人類の幸せと延命のためである。平均気温の上昇は、全体の気温が上がるので植物や動物の適正生育温度を乱してしまう。
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