初級編 ピーマンの栽培の基礎

園芸・栽培

初心者が気を気をつけること、やってはいけないこと。

こんにちは、家庭菜園などで初心者が初めに栽培しやすいものがピーマンです。ピーマンは暑さに強く、乾燥にもそれなりに強いです。また、病気に強く、虫やカラスといった害虫、害獣にも強いです。そして、何より収量が獲れます。これは、一番うれしいことですよね。しかし、いくら強いピーマンであても正しく栽培する必要はあります。

定植

定植での心得と方法

初心者は種からの栽培は技術が必要なため、成功率を上げるため苗を購入し定植してもうことを推奨します。

さて、ピーマンの定植は葉っぱの枚数が4枚、5枚以上のもので、葉っぱがたるんでいないものを選んであげましょう。苗のポットが入る深さに掘り定植しましょう。定植した際には継ぎ目の部分をしっかり押してあげ、なじませることで定着しやすくなります。

ポット…苗を作る際に使用するプラスチック制の鉢。主に三号ポットと呼ばれるサイズが使われる。三号ポットは直径9センチメートルです。

潅水

潅水の方法

定植は植えることだけで終わりではありません。新たな土地に植えたなら、たっぷりの水をあげる必要があります。なぜなら、ポットの中で根っこが詰まっており、根が定植先ではまだ、馴染んでいないからです。そのために、必要なのが大量の水になります。特にピーマンは夏野菜なので、たくさん水をあげましょう。では、その水の目安はどれくらいかというと、如雨露等で水をやると染みていき、水たまりが出来るまで水をあげましょう。

潅水…水を植物にあげること。

潅水での注意点(やってはいけないこと)

暑い昼間の潅水

これは根腐れを起こすので、避けましょう。潅水は夕方か早朝が望ましいです。

施肥

施肥の方法

ピーマンは光を多く必要とします。それに伴い、肥料も必要となります。必要な肥料は一般的な8‐8‐8の肥料がいいでしょう。初心者の方はこのスタンダードな肥料が使い易く失敗しづらいのでお勧めです。100円ショップにも販売しているため、気軽に手に入るてんもおすすめですね。

肥料の見方 8-8-8とは

8-8-8は肥料の成分濃度を示したものになっており、左から窒素、リン酸、カリというものを示してくれております。この成分は植物を作る基本に成分なので、初心者の方はこの肥料をとりあえず撒きましょう。肥料を撒く頻度は二週間から一カ月に一回でいいでしょう。また、肥料は生育に勢いがある際には肥料をあげる必要はありません。実際の栽培で、追肥は3回までくらいでよいでしょう。分量が片手に収まる程度でよいです、栽培は1グラム単位ではかる必要性はありません。もちろん、研究をするのなら、分量の正確性は必要ですが、家庭菜園では気にすることではありません。

施肥の注意点(やってはいけないこと)

肥料のやりすぎ

肥料は少し足りないぐらいが丁度いい。肥料のあげすぎは、身をつけづらく成ります。植物には栄養成長と生殖成長があり、肥料の取りすぎは生殖成長をせず、栄養成長のみを行ってしまい収量がとれなくなります。その代わり、葉っぱや草丈といった部分は大きくなります。(笑)

摘葉・摘芯

摘葉・摘芯での意義とコツ

摘葉は葉っぱを摘み取り植物の風通しを良くします。適用時には主茎とわき目がYの字の形にしておいて、その分かれ目より下の葉を摘み取ります。問題は摘芯です。このYの字にするために、主茎がどこかがわからないのが初心者のつねです。わき目は継ぎ目の色が鮮やかな緑ではないはず、それ以外のたった一つの分かれ目が主茎です。残すわき目は主茎並みに太くて、長いものをひとつ残します。

ただし、Yの字に栽培するのは、あくまでも一例です。

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