ペン習字 楷書編

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その練習では、上達しないよ!書道経験十年以上の湯山将人が教える書道の基礎

こんにちは湯山将人です。私は、小学校一年生から高校一年まで書道習っており、現在は自主的に勉強と練習を励んでいます。そんな、私は今回、ペン習字の観点から早く上達するための方法を教えます。少しの工夫で効率的に学べるので、参考にしてくださいね。

ペン習字とは

ペン習字は鉛筆や筆(毛筆と呼ばれる。小筆の場合もある。)ではなく、ボールペンを使用して行う書写になります。習字は習う字ですが、書写は写す字ですので、手本がありそれを真似して書くものです。学ぶとはマネするとも言うのでこの二つの言葉の差はほとんどないと考えてはいます。それでは本題に入りましょうか。

上達法 壱の型 ”道具選び”

ペン習字をするのにあたり、使う道具というものは非常に大切です。どんなペンでもいいや。と思っていけません。達人はモノを選ばいといった言葉がありますが、達人ほど使う道具は選びます。書いていると自分に合ったペンというモノが見つかります。この能力を目利きといったりますね、では、どんな道具を選べばいいか言うと以下の三点を押さえましょう。

一点目:インクがしっかりと出ること

インクが無いものは、論外です。あなたが書いた文字を写さないことは、バランスを確認する上では必須事項です。書けていてもそれが見えないものは絶対に避けましょう。ということで、インクが出るものを用意しましょう。もっとも根詰まりしているものの論外ですからね。私のおすすめはSARASA BK1.0ですので用意しましょう。

二点目:ペンの太さは太い方がよい。0.7以上を使え!

ペンの太さは太い方が良いと思っていおいてほしいです。なぜなら、日本語というモノの性質上、線が太いと上手に見えるのです。元々、筆で書いていたので、線が太いモノで書く前提なので0.3などの極々細のペンは避けましょう。普通に損してしまうので、道具で得した方がええやろ。また、太いとバランスがとりやすいので、その点でも有利ですので、得しかないわ。ただ、メモとなると話は違うのでこれはあくまでも書写での話です。私は普段は0.7のペンを使っていますよ。

ペン習字では1.0が良いですよ。

筆ペンではこんな感じ↓

三点目:持ちやすさ。手になじむモノを持て!

持ち手が太すぎず、細すぎないことです。多くの場合は、一色一本のペンが良いでしょう。多色、多機能ペンはその性能うえ体が太くなってしまいます。そのため、ペンが持ちにくいので、ペンの中心軸が掴めず上達を妨げます。さらに、自分の力を思うように発揮できないので、書いていて楽しくありません。楽しさは一番大切なことなので、自分に合った太さを選びましょう。それに加えて、質感や材質にこだわると尚良いですが、初めのうちはそんなにお金をかける必要はありません。

私の硬筆用のペンは四千円くらいのペンを使っております。大事な書類はそのペンを使う程度で基本はSARASAでいいでしょう。ボールがよく回れば正直なんでもいいとっころがあります。

上達法 弐の型”手本をよく見る”

字をうまく書けるようになるには、正しい文字の形を理解し身につけることが不可欠となります。これが出来なければどんだけ練習しても無意味ですので、絶対にやってください。教科書を買ってもらうといいですが、お金がないとなると私の手本でも参考にしてください。私が答えでは、ないとは思っています。少なくとも私を手本にしていただければ同レベルにはたどり着けるので頑張ってください。

手本を用意出来たら、次に紙とペンを用意してましょう。紙は国語ノートの10文字から13字までの十字線の補助線が付いているものを選んでください。

補助線は場所の比較をやりやすくなるので、上達を早めます。

一度書いたものは修正せずに、次のマスに行くことは絶対ルールにしてください。基本的に習字、書道では修正はせず、一発書きがルーツです。一撃で決め切るのが書道の美しさでもあります。

観察力を見つけたならば、次に意識すべきことは基本の型を覚えること。

上達法 ファイナル 基本の型を身につける。

基本の型とは、一の基本、下や上、口や耳などに当たります。ペンが自分の体のように扱えるようになれば、どんな字であっても書けるようになります。そのために、必要なことが基本の型となります。

基本の型は楷書をはじめとする書体で、どれであっても有効になります。なぜなら、先に申した通りペンが自分と同化するからです。

行書の場合の型がまた少し変わります。行書体では、流れが重要になりますので、生け花や滝などを創造するとよいでしょう。

今回は上達の方法 楷書に向けて述べましたが、ほかの書体や書き方が異なっても通用する技術・知識ですので練習の際には思い出してやってみてください。

私が明確な上達を感じた時の話

私は小学1年生から初めて、上達を体感したのは中学生あたりのことでした。高校生、大学生となるとその差は歴然になっていきました。歴然とはいい言葉ですね。歴が違うねん!負けるもんかと強いプライドを感じる。

大人が以下の参つ型を押さえて練習すれば必ず上達します。これは断言できます。基本さえできれば全体が上達するので、早い方は一週間くらいで成果を感じることができる人もいると思います。また、書きづらい文字とうものが存在するので、その文字の基本を押さえていきましょう。私は渡邊などのしんにょうがある文字はバランス感覚が狂うことがあるので、苦手です。十年以上していも苦手は存在しますので、いじけずにトレーニングを続けましょう。書道での努力は必ず実ので一緒に頑張りましょう。

字が上手いだけでそれなりに得をする。

余談ですが、パソコンで文字を書く社会でもいまだに手書きの物が多々存在し、その際にビシッと美しく字が書けるとカッコいいですよ。特に大切な書類では、手書きが多いので練習の価値が大いにあると私はその時に思いました。

他の記事では、書写以外に園芸や書籍なども書いておりますので見ていってくださいね。

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