人として強いとは。
人の強さは結論心の強さである。
どんなに危険な武術や戦闘術であっても、精神が弱ければ実践では使えない。ましてや、平和な現代では目上の人と仲良くする力や同僚を味方につける力などその人の悪い部分も受け入れられる心、メンタルの強さであろう。
心の強い人の特徴
こころが強いひとの 特徴は
- 自分の考えを持っている。
- 何事にも前向き。
- 失敗は失敗でないと考える。
- 他者からの評価を気にしすぎない。
自分の考えを持っている。
自分の考えがあると、それに従って行動できるからである。
武道には、それぞれの流派ごとに教えがあるものでそれこそが強さの一つである。武士は朱子学や儒教、道教などを軸におきその威厳を保ち、民を律し秩序を保っていた。
現代でも強気人は、独自の考えがありそれゆえに人を認められている。
明石家さんまさんや宮崎駿さんなど現代の大御所になった人たちの多くが備えていると思う。
それは目では見えないものだ、だから、カッコいいモノだ。
何事にも前向き。
初めてのことは、分からない事が多く怖いモノ、失敗に恐怖を感じることもある。
そんな時にどうとらえるか。未知を楽しいと思うことや失敗を活かし次の成功を妄想すること。うつむかず、常に前を見ている。そういった人は後ろは振り向かないだろう。
また、何事にも本気であるともいえる、精いっぱい頑張ったことで後悔などする余地はないだろう。それで落ちこむことはなく、実力を見れたとポジティブにとらえられる。
失敗を失敗でないと考える。
失敗をしたことは、挑戦したこと。これは落ち込むことではなくもはや称することだろう。
「失敗をしないものがいる、それは挑戦をしなかったものだ。」という名言がある。つまり、失敗したことは偉大でサンプルが取れたくらいで考えるものである。
生きていたら次がやってくるそれを掴もうという算段だ。
ノーベル賞を取った吉野彰さんは失敗はないすべて成功のための過程でしかない。と言っていて当時、私は中学生ながら、勉学や人生において心の支えのひとつとなった。
他者からの評価を気にしすぎない。
他者からの批判は重要だ。
どこか悪いのかどこがいいのかを自分では、分からないもので批判はありがたいモノだ。しかし、聞きすぎると次第に人格の否定へと感じ、自己肯定感を下げてします。
自分の自信は自分でつけるもので、それを自ら削ぎ落すことはしないものだ。
作物を栽培すると、一年目や初めの野菜のできはそもそもわからない。わかるものからはどこがいいか、悪いかがわかり評価を受ける。しかし、それを改善以上に真にける次に栽培する気が失せる恐れがある。
人として強くなる方法
人として強くなる方法は自分と向き合うかにある。
いつの時代も最も恐れるは、己自身であるからだ。
そういった人は人として強いく、徳があることが多いだろう。それは教養や学問の実践、自身がどの段階であるかをよく理解しているからだろう。
強い人は、心の余裕も見出すことだろう。故に強い人は他者に優しいのだ。
教養は視野を広げ、自分や他人を認めることを可能にする。○○道の極地にいる方は皆、穏やかで親切で、怒らない。
強さは心強さは仏教的に思う。
宗教は武術や農耕などにおいて、身近である。
目に見えるものを陽として、目に見えないものを陰とする。陰陽の考えである。
人の頑張りや不完全さを理解するには、自分や他者の姿見や肩書だけでなく見えぬもの、経験、実績の実態などを聞き、分かろうとする姿勢が大切だと思う。
お釈迦様はお弟子さんがたくさんいて、その弟子ごとに相手の仕方を変えていたそうだ。これは、実際の武術においても相手に合して、空間を征していくものである。
無理に引っ張るのではく、相手の成長できる速度を考え感じ取れる所まで行くことで真の強さは見えてくるのではないかと思う。
コメント